A bride and her mother in wedding venue waiting room, kimono on a stand

両親贈呈品で「珍しい」ものを探す前に、体重ベア・三連時計・歌を並べてみる

執筆 鈴木 美咲 — Songive制作チームのソングライター

更新日 約8分で読めます比較

両親贈呈品で珍しいものを探すと、まず体重ベアや三連時計にたどり着きます。この記事では、それらと歌を同じ表で比べます。義両親の釣り合い、花束贈呈での流し方、引っ越し後も残るか。判断材料をそろえました。

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名前の入った一曲の実例です。どんな手ざわりか聴いてみてください。
曲をつくる

両親贈呈品で「珍しい」ものとは、体重ベアや三連時計のように会場でよく見かける定番から一歩外れた贈り物のことです。多くは「かぶらないもの」を探した結果たどり着きます。この記事では、代表的な六つの贈呈品を同じ基準で並べて比べます。義両親の釣り合い、花束贈呈での使い方、引っ越し後に残るか。選ぶ前に知っておきたいことを整理しました。

両親贈呈品 珍しい、とは: 披露宴の終盤、新郎新婦から両親へ渡す贈り物のうち、定番から外れたものを指します。贈る瞬間と、贈ったあとの両方で意味を持つかどうかが、選ぶときの分かれ目になります。

披露宴の終盤、何がどこで起きるのか

両親贈呈品が渡されるのは、披露宴のいちばん最後です。順番はだいたい決まっています。花嫁の手紙を読み、その流れで花束贈呈に移り、両親が前に出ます。そのあと新郎と父親の謝辞で締める。この短い数分のあいだに、贈り物が手渡されます。

だから贈呈品を選ぶときは、二つの時間を分けて考えると見えやすくなります。一つは渡す瞬間。もう一つは、両親が家に持ち帰ったあとの時間です。体重ベアは前者で効きます。花に添えて渡すと場がやわらぐ。けれど後者、つまり数年後にどう残るかは、物によってかなり違います。

私たちSongiveは名前の入った一曲を作るチームです。披露宴向けの依頼も多く受けてきました。そこで気づいたのは、「珍しさ」そのものより、「渡す瞬間に流せるか」「あとで何度も触れられるか」を基準にしたほうが後悔が少ない、ということです。

両親贈呈品を六つ、同じ基準で比べる

よく候補に挙がるのは、体重ベア、三連時計、子育て感謝状、旅行券、名入れ酒、そして歌です。それぞれ得意な場面が違います。

体重ベアは、生まれたときの重さで作るぬいぐるみです。渡す瞬間の説得力が強い。ただし両家で重さが違うと、並べたときに大きさの差が出ます。三連時計は、中央を新郎新婦、両脇を両家が持つ時計で、同じ時を刻むという意味を込めます。子育て感謝状は、感謝の言葉を額に入れたもの。旅行券は使えば消えますが、使うまでの楽しみが残ります。名入れ酒は、二人の名前とメッセージを入れた日本酒や焼酎です。

歌は、両親の名前と、二人が覚えている場面を入れた一曲です。花束贈呈のあいだ、会場で流せます。お渡しのときは、歌詞を印刷したカードを花に添えられます。

基準 体重ベア 三連時計 子育て感謝状 旅行券 名入れ酒 歌(Songive)
義両親で釣り合うか 重さの差が出る 左右対称で取りやすい 文面を分ければ可 同額でそろう 二本用意で可 両家ぶん作れる
花束贈呈で流せるか 置くだけ 置くだけ 読み上げになる 渡すだけ 渡すだけ そのまま流せる
引っ越し後も残るか 場所を取る 壁掛けで残る 飾れば残る 消える 飲めば消える 端末に残る
会場の音響確認が要るか 不要 不要 不要 不要 不要 事前に確認

表の最後の行は見落とされがちです。歌を花束贈呈で流すなら、会場の音響担当に事前に音源を渡し、音量とタイミングを合わせておく必要があります。逆に言えば、それ以外の贈呈品は当日そのまま持ち込めます。歌を選ぶ場合は、プランナーに一言伝えておくと当日が滑らかになります。

歌を贈呈品にするとき、二人が実際にすること

歌は特別な準備がいるように見えて、やることは三つだけです。

一つ、両親のことを書いて送る。 むずかしい文章はいりません。父や母の名前、子どものころよく言われた言葉、家族で繰り返し出かけた場所。箇条書きで十分です。たとえば「母は毎朝『いってらっしゃい』を玄関まで言いに来た」「父とは夏になると同じ川へ釣りに行った」。こうした場面が一曲の芯になります。依頼に何を書けばいいかで迷ったら、思い出した順にそのまま並べてください。

二つ、歌詞が届く。 送った内容をもとに、両親の名前と場面を織り込んだ歌詞ができあがります。まず文字で読めるので、ここで言い回しを直せます。「この呼び方のほうがしっくりくる」といった調整も、このタイミングで伝えられます。

三つ、完成した一曲を受け取る。 およそ二分の、両親のための曲が届きます。花束贈呈で流すなら会場に渡し、お渡し用には歌詞カードを印刷して花に添える。結婚記念日のための一曲も同じ作り方で、発想は近いものです。実際の手ざわりは、歌の作り方のページで確認できます。

この記事の上にある実例は、ある人の誕生日のために作った一曲です。両親贈呈品とは場面が違いますが、名前が入るとどう響くかは共通しています。数行の思い出から一曲になる感覚を、先に聴いておくと依頼文が書きやすくなります。

依頼文に入れると歌が深くなる四つのこと

  1. 名前と、家の中での呼び方。 「お父さん」だけでなく、二人が普段どう呼ぶか。父を下の名前であだ名で呼ぶ家もあります。その呼び方が入ると、両親はすぐ「自分のことだ」とわかります。

  2. 繰り返しあった小さな場面。 大きな出来事より、毎日の一コマが効きます。母が作り続けたお弁当のおかず、父が車で流していた曲。繰り返しは、その家だけの手ざわりになります。

  3. 両家で分ける材料。 新郎側と新婦側、それぞれの思い出を分けて書いてください。二本の歌、あるいは一曲の中で両家に触れる作りにできます。釣り合いは材料の段階で決まります。

  4. 今、伝えたい一言。 普段言えなかった感謝を一文で。「育ててくれてありがとう」でも、そこに具体の場面が添えば十分に届きます。花束贈呈の数分に、その一言が残ります。

よくあるご質問

両親贈呈品で珍しいものを探しています。歌は定番と比べてどうですか。▾

歌は、渡す瞬間と、あとで残る時間の両方で意味を持つ数少ない贈呈品です。体重ベアや三連時計は渡す瞬間に効きますが、歌は花束贈呈で流せて、端末に残るので引っ越しでも消えません。かぶりにくい選択肢を探しているなら候補になります。

義両親との釣り合いはどうやって取りますか。▾

両家それぞれの思い出を分けて書けば、釣り合いは材料の段階で取れます。二本の歌を作ることも、一曲の中で両家に触れることもできます。体重ベアのように重さの差が形に出ることはありません。

花束贈呈のあいだに歌を流せますか。▾

流せます。ただし会場の音響担当に事前に音源を渡し、音量とタイミングを合わせておく必要があります。プランナーに一言伝えておくと、花嫁の手紙から花束贈呈への流れがなめらかになります。

歌はどれくらいで届きますか。披露宴に間に合いますか。▾

完成した一曲はおよそ二分で、依頼から比較的早く届きます。式の直前でなく、音響確認の時間を見込んで少し余裕をもって依頼してください。歌詞は文字で先に届くので、言い回しの調整もできます。

依頼文には何を書けばいいですか。▾

両親の名前と家での呼び方、繰り返しあった小さな場面、両家で分ける材料、今伝えたい一言。この四つを箇条書きで送れば十分です。思い出した順にそのまま並べて構いません。