転勤する同僚への送別会プレゼント、一同で贈った歌から見えたこと

転勤する同僚への送別会プレゼント、一同で贈った歌から見えたこと

著者 佐藤 健太Songive制作チームのソングライター

更新日 読了 約 8 分シーン別

10月1日付の異動で、同僚が別の街へ行く。部署一同で贈る送別会プレゼント 一同の歌には、届くブリーフに共通した型があります。人数、口癖、送別会の店、そして赴任先への一行。私たちが繰り返し見てきたことを、正直に書きます。

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実際に作った一曲です。名前の入り方を聴いてみてください。
曲をつくる

転勤する同僚への送別会プレゼント 一同で歌を贈るなら、集めるべきは寄せ書きの言葉ではありません。その人が毎回言う一言、部署でしか通じない呼び方、送別会をやるあの店の名前。この三つが入ると、歌は一気にその人のものになります。私たちがこれまで受け取った部署一同のブリーフを見渡すと、良い歌の材料はいつも同じ場所にありました。

送別会プレゼント 一同の歌とは: 転勤や異動で去る同僚へ、部署やチームの連名で贈る一曲です。歌詞にはその人だけのエピソードが入り、ギフトページと歌の中だけで名前が使われます。のしや台紙の代わりに、あるいはそれと一緒に、耳に残る形で贈る一同の記念品です。

10月の異動で、なぜ歌を贈る部署が増えるのか

10月1日付の異動は、4月1日付と並んで人が動く節目です。年度の途中に辞令が出て、慣れた同僚が別の街の赴任先へ行く。定番は名入れタンブラーや消え物のお菓子、連名の商品券です。どれも間違いではありません。ただ、棚に残らないものや、名前が刻まれても言葉のないものだと、その人らしさが伝わりにくい。

歌を選ぶ部署に共通するのは、送別会の幹事が「何か形に残したい、でも重すぎないもの」を探していることでした。タンブラーに一曲を添える、という使い方も多いです。

部署一同のブリーフに、繰り返し出てくること

たくさんの一同ブリーフを読んでいると、書かれる内容は驚くほど似ています。統計は取っていませんが、傾向として毎回顔を出す要素があります。

参加人数は、だいたい一桁後半から十数人

連名の欄に並ぶ名前は、多くが八人から十五人ほどでした。課やチーム単位で贈るからです。全員のコメントを集めると長くなりすぎるので、私たちが歌に落とすのは、みんなが口をそろえて言う二つか三つのことに絞られます。

みんなが挙げる「あの人の口癖」

ほぼ必ず出てくるのが、その人が会議や休憩中に毎回言う一言です。「まあ、やってみましょう」だったり、電話を切るときの決まり文句だったり。複数の人が別々に同じ言葉を挙げてくるとき、それは歌に入れる価値があります。本人が聴いて、自分だとすぐ分かるからです。

送別会をやる、あの居酒屋

最終出勤日の前後にやる送別会。その会場の店名や、いつも頼む一品が書かれていることがあります。「駅前の魚のうまいところ」「金曜の飲みで必ず来た店」。場所には、そこで過ごした時間がまるごと乗っています。

部署でしか通じない呼び方

本名ではなく、チーム内での通り名。役職をもじったものだったり、入社当時の失敗から付いたものだったり。外では使えない呼び名ほど、部署の空気を運びます。歌の中でだけ、その呼び方を残せます。

赴任先への一行

最後に必ず添えられるのが、新しい街への言葉です。「大阪でも無理しないで」「向こうは寒いから体に気をつけて」。去る人への祝福と心配が混ざったこの一行が、歌の締めになります。

材料を集めて歌になるまで、幹事がやること

送別会プレゼント 一同の歌は、幹事が三つのことをするだけで手元に届きます。

一つ目。その人のことを短く書く。 グループLINEで「あの人の口癖ある?」「思い出のエピソード一つずつ」と聞いて集めた言葉を、そのまま歌のブリーフを書くページにまとめます。長文はいりません。三、四行の断片で十分です。

二つ目。歌詞が返ってくる。 集めた材料から歌詞ができあがります。名前や呼び方、店の名前が入っているか、幹事が確かめて、直したいところがあれば伝えます。連名で贈るときは、全員が納得する言葉になっているかを見ます。

三つ目。完成した歌を受け取る。 短いプレビューをまずグループLINEに流すのが、だいたいの部署のやり方です。「これ本人っぽい」と反応が来てから、送別会の当日に流す。名前が入った歌がどう響くかは、下の例の一曲でも聴けます。誕生日向けに作ったものですが、名前の置き方は送別会でも同じです。

タンブラーや寄せ書きと、何が違うのか

送別会の定番と歌を並べると、それぞれの役割がはっきりします。名入れタンブラーは日常で使えて残ります。寄せ書きの色紙は全員の字が見える。商品券は実用的です。歌はそのどれとも違い、その人の時間を音にして持ち帰らせます。

贈り物 手元に残るか その人らしさ 一同の連名 準備の速さ
一同で贈る歌(Songive) データで残る 口癖も呼び名も入る ページに全員の名前 短いブリーフから翌日目安
名入れタンブラー 長く残る 名前と日付のみ のしに一同 名入れに数日
寄せ書きの色紙 残る 全員の言葉 全員が書く 回覧に時間がかかる
連名の商品券 使えば消える ほぼなし 台紙に一同 早い

ブリーフの「その人について」に、何を書くか

  1. みんなが挙げた口癖を、一つに絞る。 三人が別々に同じ言葉を書いてきたら、それを選びます。例えば「困ったときに必ず『なんとかなるよ』って言う」。本人が聴いて笑える一言が、歌の芯になります。

  2. 送別会の場所を一行で。 「送別会は駅裏のいつもの串屋」。その店で交わした会話までは書かなくていい。店名があれば、共に過ごした夜が歌に呼び戻せます。

  3. 部署の中だけの呼び方。 外で使わない通り名を、由来ごと短く。「新人のときのあだ名がそのまま定着した」。この呼び方が、部署一同の歌である証になります。

  4. 赴任先への一言。 「福岡でも元気で」「新しい現場、応援してます」。祝福と少しの寂しさが混ざったこの一行を、歌の最後に置きます。去る人が、送り出す全員の気持ちを一度に受け取れます。

よくあるご質問

何人分の名前まで、一同の歌に入れられますか

全員の名前はギフトページに連名で並べられます。歌詞の中に入れるのは、贈る相手の名前や呼び方が中心です。八人から十五人ほどの部署でも、寄せ書きのように全員のコメントを歌詞に詰め込むのではなく、みんなが共通して挙げた二、三の言葉に絞ると、聴きやすい一曲になります。

送別会の当日に間に合いますか

短いブリーフを書けば、翌日目安で歌が届きます。10月1日付の異動なら、最終出勤日や送別会の日から逆算して、数日前に材料を集め始めれば余裕を持って準備できます。まずグループLINEでプレビューを共有し、反応を見てから当日に流す部署が多いです。

みんなから言葉を集めるのが大変です。どう頼めばいいですか

グループLINEで質問を三つに絞るのが一番早いです。「あの人の口癖は?」「一緒の思い出を一つ」「新しい赴任先への一言」。この三つなら各自が一分で返せます。集まった断片をそのまま幹事がブリーフに写せば、歌の材料になります。

のしや連名はどうしますか

歌はデータで届くので、のしをかける物とは別です。名入れタンブラーや台紙に一同の名前を入れ、そこへ歌を添える使い方が自然です。ギフトページ側には贈った全員の名前を連名で残せるので、誰から贈られた一曲かがはっきり分かります。

転勤ではなく退職の同僚にも使えますか

使えますが、退職はまた別の場面です。転勤は「またどこかで会える」前提の送り出し、退職は一区切りの節目で、歌に込める言葉のトーンが変わります。この記事は10月の異動を想定していて、退職向けの書き方は別の記事で扱っています。